中波長赤外線カメラコア、FLIR µCore-275ZはOEMメーカーにそのままご利用いただける非常にコンパクトな冷却式コアソリューションです。3~5ミクロンの波長帯で動作するµCore-275Zは軽量で、航空機用ジンバルなどの小型製品への組み込みも容易です。
感度&画質
冷却水銀カドミウムテルル検出器を備えたCore-275Zは、遠距離用カメラを初めて導入する際に最適です。
連続光学ズームレンズオプション
複数のレンズを用意する必要がなく、ズームイン/ズームアウトしながら標的を監視することができます。
統合が容易
高度な画像処理機能を内蔵した赤外線カメラコアをそのまま利用できるため、システムインテグレーションがスムーズに進められます。
仕様
イメージングとレンズ
- スペクトル範囲
- 3~-5 µm
- デジタルズーム
- 中心および連続
- 温度分解能、レンズなし
- 標準25mK未満
- 画像処理
- AGC、手動ゲイン&コントロール、調整可能コントラスト補正機能(DDE)、色ムラ補正、60Hzまでの調整可能フレームレート(1Hzごと)
- 検知器タイプ
- 冷却式テルル化水銀カドミウム(MCT)検出器 640×512ピクセル
- 焦点
- 自動または手動
接続と通信
- アナログビデオ出力
- オンラインコマンドでCCIR/RS170設定が可能
- デジタル映像出力
- オプションでGigEまたはCamLink(別途miniboardを追加)
- 通信
- RS232/422またはオプションでGigEまたはCamLink + RS232の外部デバイス制御用予備
- 通信プロトコル
- RS232/422またはオプションでGigEまたはCamLink、プラス外部デバイス制御用RS232
機械式
- EXT SYNC IN
- LVTTL
- 消費量
- 20℃およびDC24Vで公称16W未満
環境と認定
- 使用温度範囲
- -32℃~+65℃
- 衝撃
- MIL-STD 810F方式514.5、30g、11ms、1/2 sinus、軸あたり2衝撃
- 振動
- Random:MIL-STD 810F方式516.5 手順I、3軸、30分/軸、2.1g 10~500Hz
- 保存温度範囲
- -40℃~+70℃